Claude Sonnet/Haiku 3.5！PC操作(Computer use)もAPIでβ版提供開始！

Anthropic社のClaudeに大幅アップデートの発表がございました！

Sonnet 3.5がNewモデルとなり、無料ユーザでも利用可能に。Haiku 3.5は今月末(2024年10月)に提供開始見込みとの事です。

更に！最注目の「パソコン操作」機能がAPIでβ版の提供が開始されました！

Anthropic社の公式Youtubeチャンネルでデモ動画が配信されており、ついにAIがパソコンを操作して人間の代わりに様々なタスクを実行できる未来が見えて参りました！

以下、公式のアップデート情報の紹介記事となります。

Claude 3.5 Sonnet アップグレード

Claude 3.5 Sonnetモデルがアップグレードにより、大幅に改善されました。

こちらは既に「3.5 Sonnet (New)」として公開されており、無料ユーザでも利用する事ができます。

引用：Claude公式HP

コーディング能力(プログラミングのコードを作成する能力)がさらに向上し、SWE-bench Verified(AIモデルのエンジニアリング能力)のスコアが33.4%から49.0%に上昇しました。

OpenAI のo1-previewも既にかなりの精度でプログラミングができると言われておりますが、ベンチマーク上はSonnet 3.5 Newが上回る実力を発揮しております。

新機能「Computer Use」の導入

Claude 3.5 Sonnetに画期的な新機能「Computer Use」がβ版として追加されました。現在はAPIにより、提供されております。

本機能を用いると、AIが人間のようにコンピューターを操作可能になり、画面を見て、カーソルを動かし、ボタンをクリックし、テキストを入力するように指示することができます。これまでのAIでは難しかったリアルタイムの操作が可能となり、より幅広い用途に対応できるようになりました。

Anthropicの公式Youtubeチャンネルにデモの様子が紹介されているので、以下に掲載致します。

いずれもClaudeが自動的にパソコンの画面を操作し、Webサイトを検索したり、アプリケーションを起動したりする様子が確認できます。

実際にデモを見ていると、AIが人間に代わり様々なタスクを実行できる未来が現実になる日が近づいてきている様に感じました。

いずれは弊ブログも「〇〇のテーマで記事を書いて！」と指示すれば、AIが勝手に情報を検索して、記事を執筆し、サムネイルを作成してWordpressに記事を投稿する様になる日も来るかもしれません….。(あれ？そうなるともはや私いらなくない？？)

Asana、Canva、Cognition、DoorDash、Replit、The Browser Companyの企業では既に活用を模索し始めているとの事です。って…よく見たらみんな大好き「Canva」がいますね。サムネイルを自動生成してもらえる日はマジで近いか？

実際に私の方でもComputer Use環境を構築してみたので、やり方を具体的に知りたい方は是非こちらの記事もご参照ください。

公式のガイド情報はこちらから！

Claude 3.5 Haikuの発表

新モデル「Claude 3.5 Haiku」が発表されました。

前モデルのClaude 3 Haikuと同等の速度とコストを維持しつつ、全スキルセットでさらに改善が加えられています。多くのベンチマークでClaude 3 Opusを上回る性能を発揮しており、高速性と低コストが特徴です。

Claude 3.5 Haikuは2024年10月後半にファーストパーティ API、Amazon Bedrock、Google Cloud の Vertex AI で利用可能になる見込みです。

テキストのみのモデルとして先行リリースされ、その後に画像入力にも対応する予定です。これにより、テキストと画像の両方を用いた高度なマルチモーダル対話も可能になる見込みです。

まとめ

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