AI搭載スマートグラス!Frame AIの近未来感にワクワクが止まらない

小さな頃に憧れた目に装着するタイプのハイテクノロジーなアイテムと言えば….??

ドラゴンボールのスカウター…!!←世代がバレる

地球にやってきたラディッツがね。目につけたスカウターって装置でその人の戦闘力を図るんだよね。

ピピピッ…戦闘力たったの5か…ゴミめ…ってあまりに有名すぎるワンシーンだけど、ゴミは言い過ぎだよね。初対面の人の戦闘力を勝手に計測して….ゴミめって…配慮が足りなすぎます。令和の時代の地球は言葉に注意しないとすぐ炎上するよって誰かラディッツに教えておいてあげてください。

はい。いらん前置きが入りましたが、ドラゴンボール世代で育った私としては、目につけるハイテクノロジーなアイテムってまさに未来に対する憧れそのものだったんですね。

いつかそんな未来が来るんかなー思ってたら…もう来てました!

そんな訳で本日はマルチモーダルなAIアシスタントを搭載した世界初のスマートグラス「Frame」を紹介していきます!

■Frameは視界にある物を分析して、レンズに情報を表示する未来の眼鏡です!

■言葉の翻訳や、画像生成にも対応しています。

■2024年4月15日 出荷予定!お値段は通常価格で$349.00 USD (約5万2千円)…! から!

Frameとは?

「Frame」はメガネを通して現実世界の物事を調べたり、計測したりすることができる製品です!

Youtubeで紹介された内容は英語でわかりづらい点もあった方と思うので、一つずつ順を追って内容を整理していきましょう!

度付きのレンズに対応

まず冒頭部分ですが、メガネと言う本来の役割にもきちんと対応できるよう「Prescription lens compatible (度付きレンズ対応)」とキチンと前置きがありますね!

OLED ディスプレイ(有機EL)のARに対応

OLED(有機EL)のディスプレイ上にAR (拡張現実)を重ねる(オーバーレイ)のがFrameの基本の仕組みとなっているようです。 

専門用語を取っ払って超わかりやすく言うと「メガネのレンズに文字とか映る」って理解でOKです。

公式HPの分解図を見ると、度入りのレンズとは別にAR レンズを重ねるような構造になっているようですね。

視認したものの情報を伝えてくれる

例えば以下の画面では目に映る建造物の特徴から、建造物は「Postmodern Architecture (ポストモダン建築)」であり、特徴としては「非対称な形と多様な素材の珍しい組み合わせ」で年代は「1950年代」であることを伝えてきてくれています。

言葉を翻訳してくれる

個人的にはこの機能が一番有用性が高いなって思いました!

目に移った文字を読み取って翻訳してくれています。

以下では日本語の「自転車を除いて一方通行」を英語に翻訳してくれている様子がわかります。

食べ物の情報を教えてくれる

以下では視認したものが「100g のラズベリー」であると言った点と、「抗酸化物質が豊富」と言った成分に関する情報、「脳の活性化、がん予防、消化促進…」の効能に至るまで表示されています。

これスーパーで食べ物買う時に結構重宝しそうな気がしますね!

「あ、ラズベリーってがん予防にもなるんだ!へぇー…食べよ」ってなりそうじゃないですかね?

実際にケーキの情報を調べている様子がこちらの動画です。

検索機能に対応している

AI Web Search 機能が搭載されていて、マイクのマークがある事から音声検索に対応しているみたいですね。

そして検索の結果が「スニーカーはオンラインと近くの店舗で購入できる」と表示されています。

位置情報も把握したうえで、近くの店舗でも取り扱いがあるって言ってるなら便利すぎます

しかも具体的な店舗/オンラインサイト名が表示されて、どちらの方が安いかまでわかる! 強すぎです。

画像生成にも対応している

いやもう機能モリモリ過ぎます。

なんと画像生成にも対応していて、例えば以下の様に「モダンなバーントシエンナカラーのソファーはこんな感じ!」と表示してくれています。

部屋の模様替えに大活躍ですね!

2024年4月15日 出荷予定!(予約受付中)

2024年4月15日に初回ロットを出荷予定のようです。

公式HPから予約が可能で、予約注文は送料無料の特典も付きます!

お値段は通常価格で$349.00 USD (約5万2千円)…!

えっと…思ったより全然安くて何なら記事書いてて私の方が欲しくなってきてしまったまであるんだが。(困惑)

※度付きのレンズの場合は$448 USD(約6万7千円)のようです。

■お申込みは公式HPから

https://brilliant.xyz

公式Xアカウントはこちらから!

公式Youtubeチャンネルはこちらから!

深掘りコーナー

ここからはもうちょっと深掘りしてみた話を書いていきます!

どういう会社が開発しているのか?

Frameはシンガポールを拠点とするウェアラブルテクノロジー企業のBrilliant Labs(ブリリアント・ラボ)が手掛けています。2019年に設立され、創業者の一人であるボバック・タヴァンガー氏は元Apple社員の方とのことでした。

2023年8月頃にPR Timesにも掲載されていて、この時は眼鏡に取り付けるクリップ型のデバイスで紹介をされていました。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000128229.html

改めて2024年2月15日にFrameの紹介もPR Timesに掲載されております。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000128229.html

どのようなAIが搭載されていたのか?

Frameには常時オンのAIアシスタント「Noa」が搭載されています。

FrameではGPT-4V(画像クエリ)、Stable Diffusion(画像生成)、Perplexity AI(検索)等の複数のAIと連携しますが、どのAIを使うかは状況に応じて「Noa」が統制を取ってくれる仕組みとなっているようです。

冒頭に私が端的に「マルチモーダルなAIアシスタントを搭載した世界初のスマートグラス「Frame」を紹介~」と書いた時に、皆様どう思われましたか?

「マルチモーダルってなんやねん」ってなってませんでした?

いや。私もこのFrameを色々調べていて一番最初に思ったのが「マルチモーダルってなんやねん」だったので。

マルチな…モーダル…?モーダルが…マルチ? え?モーダルって誰? そんな人ドラゴンボールにいたっけ?

■マルチモーダルなAIアシスタントとは、複数の異なる情報(テキスト/音声/画像等)を収集して、統合的に処理するAIシステムを指します。Frameにおいては「Noa」の事を指している訳ですね!

重たくないのか?

色々と高機能ではありますが、重量としては40g 未満のようなので、一般的なメガネ(平均35g)とそこまで差はないのかなと思います。軽くはないかなーと言う位。

基本的にAI処理はワイヤレスで接続するスマートフォン側で実行をするので、大量のバッテリーは必要ないとのことでした。

フレームの末端部分にボタン電池の様なタイプのバッテリーが搭載されています。

充電はこの様に「Mister Power」と呼ばれる専用のパーツから行います。

公式説明ではこのMister Powerがあれば、充電は一日中持つようです。

サブスクリプションプランがあるらしい

当面はAIサービスは一日当たりの設けて無料となるようですが、今後は有料のサブスクリプションもリリース予定です。

ただし、有料プランはオプションであり、無料プランは常に維持されるとのことでした。

日本語対応はしているのか?

調べても確かな情報がなかったのですが、恐らく対応していないんじゃないかなと言う気がしています。

Demo関連は英語のみで、言語に関するFAQ等もございませんでした。この辺りは続報があれば追記したいと思います。

まとめ

最後までご覧になって頂きありがとうございます!

本日のポイント

■Frameは視界にある物を分析して、レンズに情報を表示する未来の眼鏡です!

■言葉の翻訳や、画像生成にも対応しています。

■2024年4月15日 出荷予定!お値段は通常価格で$349.00 USD (約5万2千円)…! から!

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