NFTが一ヶ月以内に売れる!初心者必見の宣伝方法と販売戦略

「NFTを始めたけど全然売れない」

「宣伝をしてみても誰からも反応されない」

NFTを始めたばかりのクリエイターさんに良くあるお悩みだと思います。

私も丁度、一か月前にOpenSeaでNFTコレクションの販売を始めました。一ヶ月経った今、合計で9 点の販売に成功し、5名のオーナー様がいらっしゃいます。

■私のNFTコレクション

OpenSea
RPC Girls Collection - コレクション | OpenSea SNSで注目が集まる! 話題のNFTコレクションであなたのプロフィールを一新しませんか? RPC Girlはレトロ・ポップ・キュートをテーマにAI Artです。日本のアニメ風のキャッ...

■販売実績

OpenSeaの画面

本日はこの一ヶ月で私がNFTを売る為に実際に行った販売戦略、宣伝方法をご紹介していきます。

<この記事をご覧に頂くと>

■ NFTを売る為のマインドが身につく!

■ NFTの正しい宣伝方法がわかる!

■ NFTの価格の付け方がわかる!

目次

NFTは売れないのが当たり前

まず大前提の話をさせて頂きます。NFTが売れないのは当たり前なので、売れなくても落ち込まないでください。

何日も、何週間も、何ヶ月も売れないと悲しいし自信をなくしますよね。自分の作品に魅力がないんだと考えてしまうと思います。

でも、大丈夫です。作品が売れないのは今のNFT市場の状況に大きな原因があります。

そもそも今はまだNFTを売買してる人が少なすぎる。これに尽きると思います。

調べてみたら2023年現在、日本でNFTを実際に買った事ある人は約1〜2万人であると言われています。日本の総人口1億2千万人の内の2万人…つまり6000人に1人しかNFTを買った方がいないんです。

どんだけ〜って思わず IKKOしちゃいますよね。

6000人に1人だと例えあなたが体を張って近所の駅前とかで「NFTがっでぐだざい!」と精一杯叫んでも、そもそもウォレットを持ってる人すらいない!ドン!みたいな状況です。

NFTは買ってくれる人が超少ない。これが大前提です。

これまで数多のNFTクリエイターが挑戦し、夢半ばで倒れた屍が死屍累々と広がるブロックチェーン市場があなたの戦場です。

だからもはや、やめないで踏ん張って立ってるだけでも充分立派なんです。

売れない事で落ち込んだり自信をなくす事はやめて、NFTに挑戦している事をまずは自分で褒めてあげてください。

NFTの宣伝方法/販売戦略

とは言え少しでも良いから売りたい…と言うのが人情でしょう。

ここからはこの1ヶ月の間で私が用いた手法と売れる為のノウハウを具体的に紹介していきます。

宣伝に力をいれる

兎にも角にも、NFTを売ろうと思ったら「宣伝」に一番力をいれてください。

売れるためにはそもそも買ってくれる人に「認知」をされていないと買ってもらえません。

例えばUSJを知らない人がいて、知らないくせに「USJ行きてー!」とはならないでしょう?

あなたのNFTコレクションも知ってもらわないとそもそも欲しいと思ってもらえません。

作品作りと同じかそれ以上の熱量で宣伝に力を入れる!これがとても大事だと思います。

オススメはX (旧Twitter)のNFT宣伝枠

OpenSeaに掲載しているだけではほぼNFTコレクションは閲覧されません。

人を呼び込むための宣伝にオススメなのはやはりTwitterです。

現在、TwitterのNFT界隈には「#NFT宣伝枠」と言うハッシュタグでツイートされている方が多くいらっしゃいます。

その方々はNFT宣伝枠ツイートのリプ欄を「NFTの宣伝をしても良いよ」と解放してくれています。

NFT用の宣伝用にTwitterのアカウントを作ったら、ぜひご活用していただくことを推奨いたします。

しかもNFT宣伝枠を解放してくださっている方のフォロワーさんは当然、NFTに興味を持っている方が多くいらっしゃいます!

仮に2万人のフォロワーを有するインフルエンサーの宣伝枠を活用できるということは、超少ないNFT界隈の見込み顧客に効率的にアプローチができる手段になると思います。

宣伝枠の多くは特別な条件なく、フォローやRT、イイねをすれば自由に活用頂いて問題ないよとおっしゃってくださっている方が多いです。NFTを始めたらぜひ活用してみてください。

※一部例外も当然ございますので、ツイートをよく読んで宣伝しましょう。

宣伝はセールスコピーを意識する

ここではより具体的にどのように宣伝するのが効果的かをご紹介していきます。

宣伝には「セールスコピーライティング」を取り入れるのが非常に効果的です。

宣伝はただ単に「NFT作ったから見てください」では残念ながら買ってもらえません。

NFTを売る為には宣伝文句「セールスコピー」を考える必要があります。

お客様は「嬉しい未来」に対してお金を払う

あなたのNFTを買うと、どのような嬉しい未来が待っていますか?

お客様はその「嬉しい未来 = ベネフィット」が想像できない商品は買ってくれません。

なので、宣伝ツイートにはその「嬉しい未来」が明確に伝わる様なセールスコピーを盛り込む必要があります。

以下は実際に私がツイートした宣伝です。どこがベネフィットにあたるでしょう?

Twitterの画面

そう、この冒頭の「SNSで注目が集まる」の部分がベネフィット(嬉しい未来)ですね。

Twitterの画面

私の販売しているNFTはPFP(プロフィールピクチャー)と呼ばれるジャンルなので、SNSやブログのアイコンして活用頂くことを前提にした構図としています。

続く「レトロ/ポップ/キュートなNFTコレクションでアイコンを華やかに」の部分がメリットです。

私のNFTは「アイコンを華やかに」飾れるメリットがあるから、結果として「SNSで注目が集まる」と言うベネフィット(嬉しい未来)に繋がる…と訴求をさせて頂いている訳です。

ベネフィットの見つけ方

ベネフィット(嬉しい未来)は商品の「特徴やメリット」から見つけていきます。

「ベネフィットとメリットは同じでは?」と感じるかもしれませんが、以下の様に区別しましょう。

<ベネフィットとメリットの違い>

・ベネフィット: 商品を買うことでもたらされる嬉しい未来 (結果や結論)

・メリット: ベネフィットが叶う理由

私のNFTを例にすると「可愛いイラスト」と「SNSアイコンに使いやすい構図」であることがメリットです。

ベネフィットを見つけるためには「と言うことはつまり?」をこのメリットに対して繰り返していきます。

<ベネフィットの見つけ方>

① 可愛くてSNSアイコンに使いやすい (メリット)

↓ と言うことはつまり?

② 絵が綺麗だからSNSアイコンを華やかに飾れる (メリット)

↓ と言うことはつまり?

SNSアイコンにすると注目が集まる! (ベネフィット!)

このように自分の商品の特徴やメリットから「と言うことはつまり?」を繰り返して「ベネフィット」を見つけていきます。

セールスコピーにオススメの書籍

私がご紹介させていただいた手法は、大橋一慶さん著の「セールスコピー大全」で学びました。

今でも毎朝、Twitterで宣伝文句を考えるときに読んでいます。私のセールスコピーも100点だとは思っていないので、まだまだ毎日良いセールスコピーを模索中です。

「売れ残った黒いバナナ、あなたならどう売る?」

その答えは本書にございます。

Webで宣伝活動をする全ての人にオススメできる内容となっておりますので、ぜひ一度ご覧になってみて頂けると幸いです。

GIFを活用する

Twitterのタイムラインを上から一つ一つじっくり丁寧に見るような人はいません。

基本的にスイスイーと流し見して、何となく気になったツイートだけ見る人が大半ではないでしょうか?

宣伝ツイートであればなおさら、自分に関係ないと思えばセールスコピーをどんなに工夫しても読まれる事無く流されていきます。

私はこの対策として、ツイートには作品をGIF形式で載せるようにしました。

※ちょっとブログに載せたものはスマフォで見ると荒い画像になってます…。

人ってやっぱり動きのある/変化のあるコンテンツが目に留まりやすいと思います。

タイムラインに流れてくるショート動画とかも何となく眺めちゃいますもんね。

本当は私も作品を動画にするような方法を模索しているのですが、良い手法がまだ確立していないので、当面はGIFを活用する予定です。

GIFはスマートフォンで作ると画質が著しく低下するアプリが多かったので、私はPCから以下のサイトで作成をしています。

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季節性を取り入れる

作風によって出来る、出来ないはあると思うのですが、作品に季節性を取り入れるのも有効かなと思ってます。

夏にクリスマスツリーを買う人はいません。冬に浮き輪を買う人もいません。

SNSのプロフィールピクチャーも季節に合わせて変えられたら楽しいんじゃないかな?って思い至り、季節感に合わせて作品を更新するようにしました。

例えばイベント毎に合わせるのも良いと思います。先日、七夕にちなんで一日限りの限定販売で「星の子」と言う(推しの子のパクリじゃないよ!)作品を販売したのですが、出品してから半日経たずに購入していただけました。

次は海開き、秋はハロウィン、冬はクリスマス…こうしたイベント毎はNFTにおいても商機です!上手く活用していきましょう!

ブログ/YOUTUBE等で広告媒体を増やす

Twitterも非常に宣伝に強いツールではございますが、やはりOpenSeaとTwitterだけだとまだ広告媒体としては少ないと私は感じています。

始められるようなら、ブログやYoutube、Twitter以外のSNS等でもいいですが、広告媒体を増やす方法を考えてみましょう!

私の場合はこのブログがもう一つの広告媒体になっています。

一例ですが、以下の様に「NFT」に関する基本的な内容を記事にまとめて発信をしています。

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NFTはまだまだこれから伸びる市場だと思うので、なるべく新規参入者もターゲット顧客にしていきたいと私は考えています。

こうした新規参入者に効率的にアプローチできる手段として、私はブログでのNFT初心者向け記事の情報発信を選びました。

Youtubeも有りですが、NFT関連は新しい情報がドンドン出てくるので、定期的に記事を更新して情報の鮮度を保てるブログの方が向いているかなと考えた次第です。

ブログも2ヶ月前に始めましたが、閲覧数は大体月当たり100を超える位になりました。

一度記事を作れば放っておいても閲覧数を稼いで宣伝をしてくれるのはブログの非常に魅力的な点です。勿論、今後も記事を増やして閲覧数も右肩上がりに上げていくつもりです。

最終的には「NFTを始める人が一度は私の記事を見たことがある!」と言う状態にまで持っていければ、大きな宣伝効果を期待できると思いませんか?

価格を決める

NFTの適正価格っていくら位でしょう?

出来るだけ自分の作品を高く売りたい!と考えてしまう気持ちは痛いほどわかりますが、最初の内は出来るだけ安価にお求めやすい価格で販売することをオススメします。

最初に販売実績を作りたい

NFTは本当にまず1作品売れるまでが物凄い大変だと私も感じましたが、逆に1作品売れてしまえさえすれば、少しずつ売れやすくなる商品であると考えます。

そのためには兎にも角にも販売実績を作ることが大事です!

私のコレクションの画面ですが、OpenSeaでは以下の様にそのコレクションがどのくらい売れていて、何人の人が買っているのか一目でわかるようになっています。

OpenSeaの画面

販売実績が全くない作品 = 人気のない作品 だと言う印象が一発でついてしまいます。

Amazonや楽天で言うとレビューが全くついていないような商品と同じです。どうしたって買うのを躊躇してしまいますよね。

じゃあ一体いくらで売ったら売れるんだ?ってなりますよね。

ずばり「競合よりも安く売る」しかないと私は思います。

OpenSeaで他に自分と同じようなコンセプトのアート作品を調べてみましょう。そこに提示されている価格よりも上回っていると、私は「売れずらい = 競合の方が強い」 と感じます。

少しでもいいです。競合よりも確かな優位性として、最初の内は価格を抑えて販売してみる事をオススメします。

私は 0.001 ETH で販売しています

私の作品ですが、2023年7月現在は0.001 ETH (日本円で260円前後)で販売しています。

自分で言うのも何ですが、NFT界隈でも最安値に近いと思ってます。私より安く作品を販売している人を今までほとんど見たことがありません。

勿論、無策で利益度外視で安くしている訳ではありません。私なりの販売戦略が一応あります。

お客様に損をさせない

まず大前提として、私は私のNFTを購入してくださったお客様に損をして欲しくありません。

「買ってよかった」「また買ってみたい」と思って頂きたいと考えています。

その為に、今現状全く実績のなかった私の作品を損なくご購入頂くには出来る限り、安価な販売価格で提供する必要がありました。

私のコレクションは現在、150 Item と言う枠で販売をしていますが、当面はこのItem数を現在の価格でご提供し続ける事を見込んでいます。今後、少しずつ販売実績が増えていけば当然最低販売価格(FloorPrice)も上げていく事を考えています。

そうした際、私の作品が売れて人気になっていけば、初期に購入頂いたお客様には二次流通で 0.001 ETH+ガス代のご負担を相殺できる可能性もあると思ってます。

つまり、あまり全面には出していなかったですが、初期に私の作品をご購入頂いているお客様は「ローリスク / 最低でも売れば相殺出来て、もしかしたらちょっとリターンがあるかも…!」な状況を作っていこうとしている訳です。

全てのItemをジャストプライスにする

イーサリアムは仮想通貨なので、購入時に「あれ?日本円でいくら位だろう?」と言う計算が必要になってきます。

こうした時に中途半端な値付けは非常に計算が手間です。例えば「0.0185 ETH」みたいな金額だと、ぱっと見で日本円でいくらかわかりづらいです。

私の作品は「0.001 ETH」としていて、1 ETH の1000分の1 なので比較的計算も楽です。

そして全てのItemを同じ値段で統一することで、ダイソーのような「100円均一」感を出しています。

全て同じ値段にしておくと、作品を購入頂く際に値段を気にするストレスが減ります。

中途半端に作品によって値付けを変えると、ただでさえややこしいイーサリアムの計算が余計に面倒になって、商機を逃す可能性もあるでしょう。

全て同じ値段にしておくことで、お客様は商品を選んで頂くことに専念が出来ると考えています。

また、こうした施策はItemを複数ご購入頂ける可能性も広げられます。ダイソーでも1個100円だと、今3個カゴに入ってるから300円だなって計算しやすいので、いくつか商品をまとめて買ったりするでしょう。

実際、私のコレクションも何人かのお客様からは2~4枚程をまとめてご購入頂きました。

値付けに困ったときはなるべく価格を統一してみる事をオススメ致します。

おまけ: 私の失敗例

まあ散々と色々あれこれ、分かった様な口ぶりでここまで記事を書かせて頂きました。

NFTを始めて、Twitterでクリエイターの方たちと交流もあり、なかなかNFTが売れずに界隈を去って行ってしまう人を短い期間ではありますが、何度か見てきました。

私は出来ればNFTに関わる人みんなで楽しく活動していきたい!と思ってます。

そのためには微力ながら、この一ヶ月で私が実際に試して感触があったノウハウや知識が少しでも力になればと願い、今回このように赤裸々な記事を書かせて頂くに至りました。

最後はまあおまけですが。私の失敗談を紹介させて頂こうと思います。

実は最初は全く違うコレクションを販売していた

今でこそ、可愛い女の子のメインにしたNFTを販売している私ですが、実は今販売しているRPC Girls Collectionは2作目で、その前段階に闇に葬り去った作品が存在しています。

それがこちら!デデン!

いや、今と作風変わりすぎだろ!って思った方はその場で挙手をお願いします。

見えないけど。挙手しておいてください。見つけたら声かけますから。

私ねー。結構ゲーマーなんですよ。特にRPGとかレトロなインディーズゲームとか大好物なんだ。

だから最初はNFTでオリジナルのRPG風のキャラクターを作って売り出そう!って意気込み勇んで始めたんだよね。

で、いざその作品を宣伝しようと思って、ベネフィット (嬉しい未来)を考えてみたんだ。

ゴブリン…うん…ゴブ…リン? 

ゴブリンを買うと…なんだろう。集めて楽しい?

え?

ゴブリンって集めると楽しいの?本当に…?

ゴブリンは…かっこいい?映える?

え?

ゴブリンって映えるの??

うーん…(‘ω’)

ってなって全く売れる未来が見れなかったから泣く泣くお蔵入りさせて、RPC Girls Collectionが誕生しました。

まとめ

最後までご覧になって頂きありがとうございます。

<本日のまとめ>

■ NFTは宣伝が命! 宣伝にはセールスコピーライティングを活用しよう!

■ Twitter以外の広告媒体を増やすことも考えてみよう!

■ 販売実績が出来るまでは価格を抑えて! ジャストプライスを意識して販売しよう!

でした!

RPC Girls Collectionの宣伝

SNSで注目が集まる! (ベネフィット)

レトロ/ポップ/キュートをテーマにした新しいNFTコレクションでアイコンを華やかに飾りませんか? (メリット)

全て0.001 ETH でOpenSeaにて販売中!ぜひ一度ご覧に合って頂けると幸いです。

OpenSea
RPC Girls Collection - Collection | OpenSea SNSで注目が集まる! 話題のNFTコレクションであなたのプロフィールを一新しませんか? RPC Girlはレトロ・ポップ・キュートをテーマにAI Artです。日本のアニメ風のキャッ...

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