OpenSea新仕様まとめ (2023/10/3以降)

こんにちわ!モヘローです。

クリエイターの皆様! OpenSeaの新仕様(2023/10/3~) にはもう慣れましたか?

結構大幅な仕様変更で既存のコレクションも更新できなくなっちゃって…何というかね…

モチベーションだだ下がりしたわ!ってクリエイター様の方が私の周り見てもね…ちらほらいらっしゃる気がしております。

まぁNFTってね。正直なかなか売れないし。思ったように反響なんて得られないし。OpenSeaもなんかよくわからなくなっちゃったし。これを機にNFT辞めちゃおうかなってね。

なる気持ちも正直痛いくらいわかります。

でも!でもな!

出来れば辞めて欲しくないねん(唐突な関西弁化)

とは言え、モチベーションなんてね。赤の他人の私がどうこう言ったってどうなるもんでもないんです。

なので、せめてNFT再開するぞ!ってなった時に、「OpenSeaわけワカメだからもう嫌…」ってならないよう、この記事で変更された仕様と新しいコレクションの作り方をまとめておきます。

どこかの誰かの一助となれると幸いです。

目次

変更された仕様

コレクションの確認の仕方

OpenSeaにログインしたら、右上のアイコンから「Studio」をクリックするとコレクションのページに移行します。

以下の様に自身のコレクションが一覧で表示されますが、こちらには既存/新規含むすべてのコレクションが表示されています。

カーソルを合わせると「Edit Details」と「More」が表示されます。

<More>

・View Collection Page: コレクションのページを表示します。

・View Analytics: コレクションの販売状況の確認ページが表示されます。

・View Earnings: 過去購入された作品の一覧ページが表示されます。

・Hide from OpenSea: これ要注意です!

  選択するとコレクションが完全に非表示になり、手動で再表示にすることもできなくなります。

<Edit Details>

こちらはこれまで通り、Collectionの詳細の確認と変更に利用できます。

既存のコレクションについて

2023/10/3 より以前に「共有コントラクト」…つまりOpenSeaだけで簡単に作れる方式で展開していたコレクションに対して、クリエイターサイドは以下の操作が行えなくなりました。

<影響のある仕様変更>

・新規にイラストをミント出来なくなった。 ※つまりITEMを追加できない。

・既存のITEMの編集や削除が出来なくなった。

以上の2点です! つまり、2023/10/3 より以前に作っていたコレクションは基本的に、クリエイター側の更新ができなくなりました。

※独自コントラクトを利用していた人は影響なし。

ただし! 運用面は基本的に影響はありません。

<影響のない点>

・既に作成されたITEMはコレクション内に残り続け、List(出品)されているものは、

 Listされたままの状態になっている。

・List期間が過ぎた場合、再Listすることで継続して販売が可能。

・既に購入頂いた作品も二次流通はこれまで通り可能。

まとめると既存コレクションは更新自体は出来ないけど、これまで通り販売だけは継続して行うことが可能な状態と言う事です。

新規コレクションの作り方

新規コレクション作成画面まで移動する。

先ほどのコレクションのページにて、右上の「Create」のボタンをクリックします。

以下の様に、2種類の作成方式が表示されます。

<Check>

・コレクションをドロップ: ALやリビール等の機能を利用したNFT販売を前提とする人向け

 ※AL:アローリストの略称。NFTを優先的に安く購入する事ができるリストを指す。

 ※リビール: 購入時のデザインから変化するNFTを指す。

・NFTを作成: 1枚絵でNFTを販売する人向け 

 ※今回はこちらの手順を紹介していきます!

以下の「NFTを作成」の画面にて、右上の「コレクションを選択」から「新しいコレクションを作成」をクリックします。

新しいコレクションを作成する。

前項までの手順で以下のページに遷移しています。

<Check>

ロゴ画像: コレクションのプロフィール画像 後から修正可能

コントラクト名: コレクションの名称 後から修正可能

トークン記号: コレクションの識別番号。任意の値で定義できるが、後から修正不可なので注意

ブロックチェーン: ETH または Polygon で作成する。

作成後のコレクション設定は以前から変更がほとんどないので割愛します。

ETH と Polygon のコストについて。

新仕様になってから、「コレクションの作成時」と「コレクションにITEMを追加(Mint)時」にガス代がかかる様になりました。

<コレクション作成時のガス代>

・ETH: およそ$3 ~ $11 位の間で、時間帯により変動 (日本円で約450 ~ 1,600円 程)

・Polygon: およそ$0.01 ~ 0.02 位の差 (日本円で約1 ~ 3円程)

<ITEM追加時のガス代>

・ETH: およそ$3 ~ 時間帯により変動 (日本円で約450 ~ )

・Polygon: およそ$0.01 ~ 0.02 位の差 (日本円で約1 ~ 3円程)

 ※ガス代は$表示にしていますが、ウォレットの仮想通貨で決済可能です。

比較するとわかるのですが、今まで無料だったことを考えるとETHはイニシャルとランニングコストが結構かかる形になっています。

販売するなら価格は0.005 ETH位からで、ある程度の購入が見込めないと運用するのが難しいかなと言った印象です。

Polygonに関しては、ガス代がかかる様になったとは言え、現時点ではほとんど1~3円 程しか掛からないので、個人的には新規参入者やまだ販売実績が多くないクリエイター様はこちらがオススメです。

ITEMを追加(Mint)する。

先ほどの「NFTを作成」の画面で、コレクションの欄から作成したコレクションを選択する。

画像や名前は必須入力です。説明、外部リンク、特性は必要に応じて入力して、右下の「作成」をクリックします。

※画像のアップロードが完了しない場合、ブラウザのキャッシュを一度クリアすると解決するかもです。

ガス代が問題なければ、MetaMaskの決済をして追加は完了です。

ちなみに、以前の仕様だとMint後にもItemの変更や削除、説明や特性等の修正が出来ていましたが、新仕様になってからはMint後のそうした修正は一切できなくなりました。

なので、Mintする際は良く画像をチェックして、説明等に間違いがないように注意してください!

そのままの流れで、List(販売)もできますが、こちらはほとんど以前と手順は変わっていないので割愛します。

Content not available yet の対処方法

時々、Mint/List後にコレクションでItemをチェックすると「Content not available yet」で正しく表示されないケースがございます。

しばらく待つと勝手に解消されるケースもありましたが、待っていても解決しない時は該当のITEMの詳細ページに移動して、右上から「Refresh metadata」をクリックすると解決すると思います。試してみて頂けると幸いです。

まとめ

本日のPoint

最後までご覧になって頂きありがとうございました!

<本日のPoint>

・2023年10月3日以前の既存コレクションは独自コントラクトを除き、クリエイター側の編集が出来なくなったが、引き続きMintされているItemは販売可能です。

・新コレクション作成時とMint時にガス代がかかるようになりました。

 ETHはコスト増ですが、Polygonはほとんど無視しても良いくらいのガス代水準になってます。

・Mint後はItemの編集や削除ができなくなるので、細心の注意をMintしよう!

ページデザイン等の編集は以下の記事でも紹介させて頂いております。

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What is モヘロー

野生のNFTクリエイターです。Xで主に活動しています。アカウントはこちらから。

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