Midjourneyの新バージョン v6.1 が2024年7月31日にリリースをされました!
<アップデートポイント>
■画像のクオリティは全体的に底上げされており、生成速度とテキスト生成の精度も向上している。
■[–q 2] のQuality(クオリティ)パラメータに対応し、よりハイクオリティな画像が生成可能に。
■パーソナライゼーションコードのバージョン管理ができるようになった。
Midjourney v6.1 アップデート概要
v6.1 アップデート情報
以下は公式からのアップデート情報の抜粋となります。
Hi everyone, we’re releasing V6.1 of our Midjourney Image Model today!
What’s new in V6.1?
- More coherent images (arms, legs, hands, bodies, plants, animals, etc)
- Much better image quality (reduced pixel artifacts, enhanced textures, skin, etc)
- More precise, detailed, and correct small image features (eyes, small faces, far away hands, etc)
- New 2x upscalers with much better image / texture quality
- Roughly 25% faster for standard image jobs
- Improved text accuracy (when drawing words via “quotations” in prompts)
- A new personalization model with improved nuance, surprise, and accuracy
- Personalization code versioning (use any personalization code from old jobs to use the personalization model and data from that job)
- A new
--q 2
mode which takes 25% longer to (sometimes) add more texture at the cost of reduced image coherence - Things should look “generally more beautiful” across the board
Other important notes
- V6.1 currently does not have a new inpainting/outpainting model so if you use zoom/reframe/repaint/vary region it will fall back to the V6.0 model
- If you want to change back to V6 just go to /settings and click V6 or type –v 6 after your job (or click the settings panel on the website)
Future plans: We will likely release a V6.2 model in the next month or so with further improvements, but first, we need to gather as much data as possible of people using V6.1. So as of today we’re making V6.1 the default model on Midjourney for all users.
This release has been a long-time in the works and has been guided by the priorities submitted and ranked by the community at midjourney.com/ideas
We thank everyone for their involvement in this process and we hope everyone enjoys the new release! Have fun! ❤️
<ざっくり和訳>
ミッドジャーニー・イメージモデルのV6.1を本日リリースします!
<V6.1の新機能は?>
■よりまとまりのあるイメージ(腕、足、手、体、植物、動物など)
■より良いイメージクオリティ(ピクセルアーティファクトの減少、テクスチャの強化、スキンなど)
■より正確で、詳細で、正しい小さな画像の特徴(目、小さな顔、遠くにある手など)
■画像/テクスチャ品質が大幅に向上した新しい2倍アップスケーラー
■標準的なイメージジョブを約25%高速化
■テキスト精度の向上(プロンプトで「引用」を使って単語を描く場合)
■ニュアンス、驚き、精度が向上した新しいパーソナライズモデル
■パーソナライゼーションコードのバージョン管理(古いジョブのパーソナライゼーションコードを使用すると、そのジョブのパーソナライゼーションモデルとデータが使用されます)
■新しい–q 2モードは、画像の一貫性を低下させる代償として、より多くのテクスチャを追加するのに25%時間がかかる(ことがある)。
■全体的に「より美しく」見えるようになりました。
<その他の重要な注意事項>
■現在のところ、V6.1には新しいインペイント・アウトペイントモデルがありません。そのため、ズーム/リフレーム/リペイント/バリアリージョンを使用すると、V6.0モデルに戻ってしまいます。
■V6に戻したい場合は、/settingsからV6をクリックするか、ジョブの後に–v 6と入力してください。
今後の予定 来月あたり、さらなる改良を加えたV6.2モデルをリリースする予定だが、まずはV6.1を使用している人たちのデータをできるだけ集める必要がある。そのため、今日からMidjourneyではV6.1を全ユーザーのデフォルトモデルとしています。
このリリースは、midjourney.com/ideasでコミュニティから提出され、ランク付けされた優先事項によって導かれたものです。
私たちはこのプロセスへの皆さんの参加に感謝し、皆さんが新しいリリースを楽しめることを願っています!楽しんでください!❤️
いくつかピックアップしたポイントは以下です!
<アップデートポイント>
■画像のクオリティは全体的に底上げされており、生成速度とテキスト生成の精度も向上している。
■[–q 2] のQuality(クオリティ)パラメータに対応し、よりハイクオリティな画像が生成可能に。
■パーソナライゼーションコードのバージョン管理ができるようになった。
<v6.1の注意点>
■zoom/reframe/repaint/vary region の機能を使うとv6.0 に戻る
v6.1の画像生成について
生成速度に関しては確かに、以前よりも体感的には速くなったように感じました!
また、生成結果に関してはv6.0と比較してもより自然に、違和感の少ない画像が生成されやすい傾向にはなったと感じます。
例えば以下はv6.0とv6.1で同じプロンプトで生成した結果の比較です。
<v6.0 の生成結果>
<v6.1の生成結果>
v6.0 だと一部の画像は手の向きに対して違和感がありますが、v6.1の方はまとまりが良く、違和感がかなり減っているように感じました!
[–q 2] のパラメータについて
Quality(クオリティ)パラメータ自体は以前からありましたが、今回のアップデートでv6.1 だけが「Quality 2」の品質に対応しました!
<Qualityパラメータについて>
■q値が低いほど、画像の生成が速くなりGPU時間の消費が少ないが、生成結果の精度は落ちる。
※新しいプロンプトを試す際になるべくGPU時間を消費しないで使うことができた。
■q 値が高いほど、GPU 時間は長くなり画像のテクスチャやディテールは向上しますが、画像の一貫性が失われる可能性がある。
■q 値のデフォルトは「1」となる。
■q 値の設定は初期生成のみに影響し、アップスケールやバリエーションには影響しない。
試しに「–q 2」の品質レベルで出力してみた画像がこちらです。
ぱっと見わかりづらいですが、髪の毛の質感や全体的に細かいディテール(ヘッドフォンのゴムの質感等)が向上しているように感じました!
Qualityパラメータは以下のガイドを併せてご参照ください。
パーソナライゼーションコードについて
パーソナライゼーション機能はMidjourneyがあなたの好みを学習して、生成結果に反映させる機能です!
こちらの機能を利用するにはWeb版のMidjourneyから画像のランク付け等を行う必要がございますが、ランク付けをすればするほど、ドンドン出力結果が変化していってしまうと言う問題がございました。
これにより、以前の学習結果にさかのぼってパーソナライゼーション機能を使う事が可能になります。
パーソナライゼーション機能の世代は以下のコマンドで確認可能です。
以下の様に保存された世代毎のコード情報をチェックする事ができます。
パーソナライゼーション機能の詳細は併せて以下の記事をご参照ください。
公式のガイド情報は以下となります。
ココナラでMidjourneyの使い方レクチャー致します!
思い通りの画像を作るお手伝いさせてください!
<こんな方向けのサービスです!>
■ブログやYoutubeの解説だといまいちわからないところがある…。
■使い方を丁寧にレクチャーしてほしい!
■基本的な使い方を一通り把握したい!
■これから画像生成のAIを始めてみたい!
まとめ
最後までご覧になって頂きありがとうございます!
本日のポイント
<アップデートポイント>
■画像のクオリティは全体的に底上げされており、生成速度とテキスト生成の精度も向上している。
■[–q 2] のQuality(クオリティ)パラメータに対応し、よりハイクオリティな画像が生成可能に。
■パーソナライゼーションコードのバージョン管理ができるようになった。
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