Midjourneyがあなたの好みを学習!パーソナライゼーション機能解説!

2024年6月にMidjourneyへ新たにパーソナライゼーション機能が追加されました!

<パソナライゼーション機能とは?>

■Midjourneyがあなたの「好み」を学習し、生成結果に反映してくれる機能です!

■Midjourney v6 で実装されました!

■利用するにはWeb版から画像の選別(Rank Image)を200枚分こなす必要がございます。

目次

Personalizationパラメータについて

Web版から画像の選別(Rank Image)

パーソナライゼーションを利用するには、まずはあなたの「好み」をMidjourneyに学習させる必要がございます。

学習の手順はこちらからMidjourneyのWeb版にアクセスし、左下から「Login」を行います。

「Tasks」から「Rank Image」を選択します。

以下の様に左右に画像を表示されるので、自身の好みの方を選択します。

左なら「1」、右なら「2」、スキップしたい場合は「3」を入力します。

この分別を最低200枚分こなさないと、パーソナライゼーション機能は利用できません。

ただ、サクサク進められるので所要時間は5~10分もあれば完了できると思います!

進行具合はDiscord画面上にて、「/info」コマンドのRanking Countでチェックできます。

こちらが「200」を超えていたら完了です。

コマンド:/info

プロンプトの構文について

「パーソナライゼーション」オプションは画像を生成する「/imagine」の後半部分に定義します。

基本的の構文は以下の通りです。

プロンプト構文: /imagine <イラストの指定> –p –s <0 ~ 1,000>

<コマンドポイント>

■「–p」を入力するだけでパーソナライゼーション機能が有効化され、生成結果に反映されます。

■「–s」はパーソナライゼーション機能の強さを調整できます。デフォルトは「100」で、値は「0 – 1,000」の間で指定できます。

本機能はMidjourney のv6 で利用できます!

以下はMidjourney公式のコマンドリファレンスとなります。

あわせて読みたい
Personalization - Create Personalized Midjourney Images Learn how to use --p Personalization to create images with Midjourney that reflect your personal visual aesthetic

ショートコードについて

実際に生成を行ってみると、以下の様に「–p」の後に英語と数字が混じったコードが自動生成されます。

こちらは「ショートコード」と呼ばれるもので、「好みを識別する値」となります。

この「ショートコード」は他の人の値を入力する事もできますので、私の「ihhk5gh」と言うショートコードを是非試してみてください。

パーソナライゼーション機能の有効化

パーソナライゼーション機能は「–p」で毎回入力せずとも、設定で常時有効化する事もできます。

■Discord版

コマンド:settings

1:Midjourney v6 のモデルを選択する。

2:Personalizationをクリックし、有効化する。

■Web版

1:Exploreを選択する。

2:パラメータ調整ボタンをクリックし、「Personalization」をOnにする。

Personalization の使い方

基本的な使い方

ここからは実際にコマンドを使って解説をしてまいります。

今回は試しに「果物のリンゴ」でパーソナライゼーションを有効化(–p)します。

コマンド:Fruit apple –p –s 250

パーソナライゼーションを使わない時と、使った時の比較が以下です。

左はパーソナライゼーション無し、右はパーソナライゼーション有りの生成結果となります。

単に「リンゴ」と指定しただけでも、パーソナライゼーションを有効化した場合は以下の様に少し「絵画チック」な生成結果も出力されました。

これがMidjourneyが学習した「私の好み」にあたる画像となるみたいですね!

まとめ

最後までご覧になって頂きありがとうございます!

本日のポイント

<パソナライゼーション機能とは?>

■Midjourneyがあなたの「好み」を学習し、生成結果に反映してくれる機能です!

■Midjourney v6 で実装されました!

■利用するにはWeb版から画像の選別(Rank Image)を200枚分こなす必要がございます。

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