Midjourneyで思い通りに画像を編集する!Vary(Region)+Remixの活用紹介

「Midjourneyで思ったように画像生成ができない!細かい所もこだわって微調整をしたい!」

画像生成AIで細部にまでこだわった画像を生成するのは、微調整も効かないし難しいですよね…!

でもちょっと待ってください!実はMidjourneyには画像の修正を細かく行うための機能が実装されております!

あまり活用されている方が多くない印象だったので、本日は「思い通りの画像を生成する!」を目的にVary(Region) + Remixモードの活用を紹介いたします!

■Vary(Region)は指定した範囲だけ画像を再生成する機能です!Remixモードと組み合わせる事で非常に自由度高く画像を修正する事ができます!

■2024年2月現在はMidjourney v6 で利用可能です! Niji Journey v6 はVary(Region)機能が未実装で、2月末に対応予定となります。

■V6におきましては文字入れ機能にも対応!勿論、Vary(Region) + Remixでも活用可能です!

目次

Vary(Region)機能の使い方 (基本編)

Vary(Region)機能とは?

Vary (Region)とは生成した画像に対して、部分的にイラストを再生成する機能です。

現在はMidjourney v6 でサポートされていますが、Niji Journey v6ではまだ未実装となっております。

※Niji Journeyは2024年2月末に対応予定です。

あわせて読みたい
Midjourney v6徹底解説!新機能と作例でわかる超進化 こんにちわ!もへろーです! ついにMidjourneyの新バージョン [6 アルファ版]が2023年12月21日にリリースをされました! <アップデート要約> ■ v6 では画像生成のクオ...
あわせて読みたい
Niji Journey v6徹底解説!画像生成AIの進化が止まらない! こんにちわ!もへろーです! 2024年1月30日に待望のNiji Journey V6 のアルファ版がリリースされました!! 首を長くして待たれていた方も多いのではないかと思います...

公式のコマンドガイドはこちらです。

あわせて読みたい
Midjourney Vary Region Editor Use the Midjourney Vary Region Editor to select and regenerate specific parts of an upscaled image.

Vary(Region)の基本的な使い方

最初にVary(Region)機能の基本的な使い方を紹介いたします!

例えば以下の女性の画像の帽子を変更したいと思います。アップスケール後に「Vary(Region)」をクリックします。

以下の様な画面が開くので、変更したい画像の範囲を指定していきます。

左下の四角いマークで四角の範囲指定、その右にある投げ縄マークで曲線での範囲指定が可能です。

変更したい範囲を指定したら、右下の生成マークをクリックします。

ワンポイント:変更したい範囲を少し大きめに指定してあげるようにしましょう

以下の様に帽子のデザインが少し変化して再生成されます。

元の画像を維持した上で、変更したい個所だけ修正できるので、別パターンを生成する場合に非常に便利です!

Vary(Region)機能の使い方 (応用編)

Remix モードと組み合わせて使う

Vary(Region) はRemixモードと組み合わせて使う事でより自由にイラストの再生成を行うことが可能です

設定から「Remix mode」をクリックし、有効化を行います。

コマンド: /settings

公式のコマンドガイドはこちらです。

あわせて読みたい
Vary Region + Remix Combine Remix Mode and the Midjourney Vary (Region) editor to select and regenerate specific parts of an upscaled image using a new or modified prompt.

Vary(Region)+Remixモードを使いこなす

例えば先ほどの純朴な以下の少女を海外セレブ風にアレンジしていきたいと思います!

まずは麦わら帽子を「黒のシルクハット」に変更してみます。

Vary(Region)を開いて、下部のメッセージボックスのプロンプトに「黒のシルクハット」と言う指定を追加します。

コマンド例:Girl with a fresh smile wearing a black silk hat, about 15 years old

すると、以下の様に黒い帽子に変更されました。

この今度は少女の髪型をショートヘアーに変更していきましょう。

コマンド例:Fresh smiling girl with short hair and cute bangs wearing a black silk hat, about 15 years old

可愛らしい前髪のショートヘアー少女に生まれ変わりました。

服装を変更していきます。黒いハットに合わせて、黒いドレスを着せていきましょう。

コマンド例:Fresh smiling girl with short hair and cute bangs wearing a black silk hat and a black dress, about 15 years old

ワンポイント:Vary(Region)の再生成は一か所ずつ、ポイントを絞って変更していくのがオススメです

最後にサングラスをかけさせてみましょう!

コマンド例:Fresh smiling girl with short hair and cute bangs wearing a black silk hat, wearing a black dress, celebrity style, brown sunglasses, about 15 years old

最終的な生成イラストを比較すると以下の様な感じです!

もはや別人レベルに変わってしまった!

風景画を編集する

以下の風景画で砂利道を小川にし、空に太陽を置いて、道の横に小屋を建ててみます。

砂利の小道をなぞる様に範囲を指定し、小川(Stream)の指定に変更します。

コマンド例:meadow stream lithograph

以下の様に砂利の小道が小川に変換されました!

続いて左上の空を指定し、太陽を追加します。

コマンド例: meadow stream lithograph, The sun is shining in the sky

最後に小川の横に小屋を追加してみましょう!

コマンド例:meadow stream lithograph, The sun is shining in the sky, A small hut is being built

最終的な生成イラストを比較すると以下の様な感じです!

違和感なく上手く編集ができたかなと思います!

V6 Modelは文字入れにも対応

Midjourney v6 の場合は文字入れ機能に対応していますが、Vary(Region) + Remix モードでもこちらは活用可能です!

先ほどの風景画に「Hello World」と書かれた看板を追加します。

コマンド例: meadow stream lithograph, The sun is shining in the sky, A small hut is being built, A sign reading “Hello World”

以下の様な形で看板が追加されました!

Web版のEditor機能について

2024年8月にWeb版のEditor機能が実装されました!

本記事はDiscord版の画像編集方法を紹介しましたが、2024年8月からWeb版Midjourneyでも画像編集機能が実装されました!

機能が統合されていて、Discord版よりも使い易いので、是非以下の記事もご参照ください。

あわせて読みたい
Midjourney Alpha Web版に編集機能(Editor)実装!使い方を徹底解説! 画像生成AI「Midjourney」のAlpha Web(ブラウザ版)に画像の編集機能が追加されました! 複数の機能が統合されていて、Discord版よりも遙かに使い易いです! <Web版 E...

ココナラでMidjourneyの使い方レクチャー致します!

思い通りの画像を作るお手伝いさせてください!

<こんな方向けのサービスです!>

■ブログやYoutubeの解説だといまいちわからないところがある…。

■使い方を丁寧にレクチャーしてほしい!

■基本的な使い方を一通り把握したい!

■これから画像生成のAIを始めてみたい!

Midjourney始め方/使い方レクチャーします Web版の基本的な使い方、機能をまるっと紹介します!

まとめ

最後までご覧になって頂きありがとうございます!

本日のポイント

■Vary(Region)は指定した範囲だけ画像を再生成する機能です!Remixモードと組み合わせる事で非常に自由度高く、細部まで画像を修正する事ができます!

■2024年2月現在はMidjourney v6 で利用可能です! Niji Journey v6 はVary(Region)機能が未実装で、2月末に対応予定となります。

■V6におきましては文字入れ機能にも対応!勿論、Vary(Region) + Remixでも活用可能です!

後から見直したい方は是非、ブックマークに登録を頂けると幸いです。

オススメ記事

本ブログでは様々なAIに関する記事を公開させて頂いております。

良かったら他の記事もご覧になって頂けると幸いです。

あわせて読みたい
Midjourneyで画風を固定!スタイルリファレンス(Sref)機能徹底解説! Midjourney v6 に画像を参照する機能として「Sref」オプションが新たに追加されました! 参照機能自体は元々v5までも類似の機能があったのですが、より正確に画像を参照...
あわせて読みたい
Midjourney: 文字入れロゴ簡単作成!初心者でもプロ級に! 「AIで簡単にロゴデザインとか作成できないかな?」 「プロに依頼するにも費用が...AIで安く作れないかな?」 何てお考えのそこのあなた! 当然ですが、ロゴデザインを...

What is モヘロー

主にAIやNFTに関する活用を紹介するブログを書いています。

Xで発信もしているので、良かったらフォロー頂けると嬉しいです。アカウントはこちらから!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次